※補聴器を装用しても音の反応が全くなかった息子。2012年3月に人工内耳手術をしました。
『お耳の成長記録』として、人工内耳を装用してからの息子の様子、聴こえの変化、ことばの表出記録などを、当時のメモをもとに過去を振り返って綴っています。
まとめはこちら>>>『お耳の成長記録』
大切なもの
寝る前に絵本を読んでいたら長時間コースになってしまい、いつの間にか私の方が先に寝ていました。
気づいたら真夜中。
そして、私の手の中には
人工内耳がありました。
寝たいときや眠くなったら自分で外していました。(寝てしまった時は私が外していました)
自分で取ったものの、置き場所に困り、息子が私の手に握らせてくれたみたいです。
ちゃんと大切なものっていう認識ができてくれたのかな。
そうだとしたら嬉しいなと思いました。
補聴器装用の再開
術後しばらくお休みしていた反対側の耳に、また補聴器をつけ始めました。
しかし、すぐにとってしまいます。
しつこくつけると逆切れして、人工内耳までとってしまうこともあり、しばらくバトルでした。
人工内耳はすんなりつけてくれるのですが、補聴器はなぜかつけてくれません。
音が聞こえない補聴器。邪魔なのかなとも思いました。
しかし、人工内耳の両耳装用を視野に入れていたので、耳かけに慣れるためにも補聴器の装用を習慣づけておきたいと思い、少しずつ装用時間を増やしていきました。
人工内耳を装用して14週間目の気づき
- 身振りなし音声だけでアクションがあった言葉
立っちして
歩いて
うさぎ
静かにして
わんわん吠える愛犬に、私が「静かに!」と言うと、息子が人差し指を口の前にたてて愛犬に「しー」をした。静かにねって伝えてくれたみたいだった。
また、掃除機の電源を切ったら、人差し指を口の前にたてて「しー」のジェスチャーをした。うるさいっていいたいのか、静かになったねっていいたいのかは不明だが、音に対して反応が返ってきておもしろくなってきた。
- 気付いた生活音(家の中)特になし
- 環境音や屋外での新たな反応は特になし
- 発語は何もなし
- 発声は変化あり
「ぱ、ぱ、ぱ」を連発する
また、「ぐぅー、ぐぅー、ぐぁ~」と息を吐くような音を出すようになった。やっと喃語!?
まずは、丁寧に。そして、気長に言葉かけしていきましょう。
ひも通しはじめました