難聴赤ちゃんの子育て
言葉育ては家庭にあり

人工内耳装用7週間目

音のおもちゃで遊ぶ


人工内耳装用6週間目からの続きです。

人工内耳をつけてから音のなるおもちゃで遊ぶことが増えました。

 

この頃、遊んでいた音満載のおもちゃです。生後半年くらいの頃、夫の友達が手土産に持ってきてくれたものです。まだ補聴器をつける前で友達には難聴であることを伝えていませんでした。

ボタンを押したり、取っ手を回すと音がでる仕掛けが8割ほど。

おそらく私たち夫婦は買わなかったであろう、この手のおもちゃですが、息子は光る仕掛けのある部分でよく遊んでいました。しかしそのうち遊ぶ回数も減って、部屋の隅に追いやられていました。

 

ところが、人工内耳をつけてからこのおもちゃの音の仕掛けで遊ぶようになりました!

同じ音ばかり繰り返していたりもします。

また、音が出ている途中で違うボタンを押すとそれまでの音が消えてまた違う音が始まるのですが、息子は2つのボタンを交互に押したりしていました。音の違いを楽しんでいるようでした。

きっと健聴のお子さんなら0歳で楽しんでいた遊び。今、それを一年遅れで楽しむ一歳児。

なんか切ない気持ちが少々。

でも、息子のお耳の成長として目に見える変化に喜びも大きく感じました!

笛が吹けた!


音入れ後の初めの目標として、笛を吹けるようになることを掲げていましたが、ようやく笛を力強く吹くことができるようになりました。

詳しくはこちら

音のおもちゃで遊んだり、笛が吹けるようになったり。少しずつ音を出して楽しむ様子が見られるようになりました。

人工内耳を装用して7週間目の気づき


  • 身振りなし音声だけでアクションがあった言葉

抱っこ、おふろ

  • 生活音(家の中)

携帯の着信音、やかんの音

  • 発語は何もなし。発声も変化なし。
  • 呼びかけに対する反応がよくなった。
  • 絵本に関心が出てきた。「だるまさんが」を読むと笑ったり、勝手にページをめくる行為が減った。

補聴器を装用しても音の反応が全くなかった息子。人工内耳手術をし音入れした日が「お耳の誕生日」となりました。お耳の成長記録として、息子の様子や、私が感じたことを残しています。私の主観も大いに入っています。