家庭でできる難聴療育
難聴赤ちゃんの子育て
言葉育ては家庭にあり

人工内耳装用15週間目

※補聴器を装用しても音の反応が全くなかった息子。2012年3月に人工内耳手術をしました。
お耳の成長記録』として、人工内耳を装用してからの息子の様子、聴こえの変化、ことばの表出記録などを、当時のメモをもとに過去を振り返って綴っています。
まとめはこちら>>>『お耳の成長記録

人工内耳装用15週間目

ちょうだい


言語訓練がスタートしました。第一回目の内容はこんな感じでした。

  • 絵本の読み聞かせ

「ぴよーん」の絵本を先生と私とで交互に読んで聞かせをしました。絵本と同じように、息子も一緒にぴよーんとジャンプしました。

  • 「ちょうだい」

スタンプがたくさん入った箱をみせて、まず先生が私に「ちょうだい」と言い、私から先生に「どうぞ」といってスタンプを渡しました。

先生と私でやりとりを見せて、息子から「ちょうだい」を引き出しました。初めてのトレーニングの日に初めて「ちょうだい」ができました。

両手の平を上に向けながら「あ~ぁぃ」と何度も言った息子。自分の欲求を言葉で表したのを聞いたのは初めてで、訓練中なのに思わずうるっときてしまいました。

「ちょうだい」でスタンプをもらい、いろんなスタンプを押して楽しみました。スタンプを押すときは、「ポン」と声かけしました。

  • 「高い」の概念

次は積み木。今覚えたばかりの「ちょうだい」を引き出して、息子に一つずつ積み木を手渡し、たくさん積み上げました。「高いね」の声かけ。

  • お片づけ

今度は先生が息子に「ちょうだい」と言って、積み木を片付けました。「ちょうだい」の使い方の練習です。

  • リング6音の反応

横からと後ろからのリング6音の反応の確認をしました。

リング6音についてはこちらをどうぞ>>>「リング6音

  • オノマトペ

動物のパズルをしました。パズルをしながら、動物の動物の特徴の声かけや鳴き声を真似してみせました。

人工内耳装用して3か月。家ではなかなか発語を引き出せませんでしたが、はじめて「ちょうだい」が言えました。自然に発語が出るまではまだ時間がかかるのかもしれません。それまではこうしてやりとりを見せて、引き出さないと出てこないのだと感じました。先生のテクニックをしっかり盗もうと思った日でした。

 

自覚で聴力検査


先週から補聴器装用を再開したので、補聴器の調整に行きました。補聴器の出力が弱めだったので、ハウリングしない程度にあげてもらいました。

少しずつ装用時間を長くして慣らしていましたが、もともと補聴がなかったお耳なので、
何としてもつけさせようと焦る気持ちがあまりありません。

それが息子にも伝わっているのかな。

よくはずしてしまいます。。。

出力をあげたので、また気持ち新たにしました。

 

そして、聴力検査。このころには、CORから遊戯聴力検査ができるようになりました。

わが家の条件付けの遊び。詳しくはこちら>>>自覚で聴力検査ができるように

35dB~50dBでした。

まだ、発語らしいものがなかったので、どれだけ聞こえているのか日々不安になったりしましたが、自覚で聴力検査ができるようになり、聞こえていることが分かり安心しました。マップも落ち着いてきたのだとようやく感じられました。

人工内耳を装用して15週間目の気づき


  • 身振りなし音声だけでアクションがあった言葉

「しーしてね」というと、人差し指を立てて黙ってくれるようになった

  • 気付いた生活音(家の中)

屋外の音にも気づくようになった

  • 環境音や屋外での新たな反応

ホームで電車の到着を知らせるメロディがなると、聞こえたよと教えてくれた。そのあと、ゴーッという音が聞こえると、どこのホームに電車が通ったのかを探していた

  • 発語

「ちょうだい」

  • 発声

変化はなかったが、大声で奇声を発することが多くなった。家の中だけでなくて、公共の場でも時々するのでやめさせたいけれど、何かを伝えたいように見えなくはないので我慢。

でも、指差ししてる場所には特に変わったものがなかったり。奇声の意味は不明でした。しばらく続きました。

 

まずは、丁寧に。そして、気長に言葉かけしていきましょう。

 

動物パズルで声かけ&指先運動