難聴赤ちゃんの子育て
言葉育ては家庭にあり
園児(4-6year)

【台所療育】味噌作り日記

日記


先日、味噌を作りました。その時の息子(8歳)の日記です。

今日は、お母さんといっしょにみそ作りをしました。前の日の夜に大豆をあらって、ひとばん水にひたしました。その次の日、2倍にふくらみました。2倍にふくらんだ豆は、1つぶ1cmぐらいでした。

そのあと、つぶすのがとてもたいへんでした。ふくろに入れて手でつぶしたり、フードプロセッサーでつぶしたりしました。それから、大豆としおと米こうじをまぜました。しおで手がひりひりして、ぼくはまぜるのが最後までできませんでした。

まぜたのをまるめて、お母さんがたるに入れてくれました。その上にラップをして、おもりをのせて、1年後みそのできあがりです。みそができるまでそんなに時間がかかるとは知りませんでした。今すぐ食べられないのがざんねんです。でも、できあがりが楽しみです。

    

 

こちらの手作りセットを用いて作りました。

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味噌手作りセット 4kg用 樽付き

Rakuten

味噌手作りセット(やや甘口版)4kg用 樽付き(大豆0.85kg,米麹1.40kg,塩490g)

息子の日記では作業工程がだいぶ省かれていますが、セットには詳しい作り方の説明書が入っています。初心者の方も作れます(^^♪

わが家は樽付きを購入しましたが、腐食しにくいホーロー鍋やプラスチックのバケツで代用できると思います。

 

学ぶ


小さい子は味噌つくりを通して食べることによって食育にもなりますが、大きい子は味噌について調べて学ぶことができますね。

・味噌にはどんな種類があるかな。うちにはそのうち何があるかな。
米味噌、麦味噌、豆味噌

・味噌はいつ、どこで生まれたのかな
中国、日本では奈良時代くらいに伝わった。当時は高級品。

・味噌ができるまで(大豆の場合)
①大豆を洗う②水にひたす③5時間煮る④大豆をつぶす⑤塩とこうじを混ぜる⑥つぶした大豆と塩とこうじを混ぜる(種みそと煮汁を入れる)⑦樽につめる⑧発酵させる(約1年)途中切り返しをする

・「こうじ」って?
カビの仲間。こうじ菌、酵母菌、乳酸菌などの微生物が働いて、大豆を発酵させて味噌を作る

・どんな味噌料理があるかな
みそ汁、田楽、さばの味噌煮、ほおば味噌

・大豆について
畑の肉。タンパク質が豊富

・大豆からできている食品
しょうゆ、納豆、豆腐、おから、きなこ、もやしなど

こちらの本を参考にしました。金の星社出版の「食で総合学習」シリーズは分かりやすくまとめられています。

カビ(微生物)の力で味噌ができるなんて子どもにしたら不思議ですよね。同じカビでも、ミカンに生えるカビやお風呂のカビは食べられませんからね(笑)
体に害のないカビもあることを学びました。

先日、カビが生えてしまったミカンを息子がつぶしてみたいというので、ビニール袋にいれてあげたら簡単にミカンがつぶれました。カビがミカンを栄養に(分解)してやわらかくなっていたんですね。いろいろとつながります。

また、今回味噌作りを通して、「手前みそ」という言葉の意味を知りました。

さて一年後、手前みそといえるような味噌に仕上がっているでしょうかね。

 

台所育児いう言葉はよく聞きますが、台所療育から理科も学べて、言葉も学べて、いいことだらけです。

休日など時間の余裕のある時にどうですか(^^)

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

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nanchou-akachan
難聴児の母親です。