家庭でできる難聴療育
難聴赤ちゃんの子育て
言葉育ては家庭にあり

人工内耳装用5週間目

抱っこ紐で散歩


人工内耳装用4週間目からの続きです

1歳7か月。まだ一人歩きができなかった息子とのお出かけは、ベビーカーではなく、抱っこ紐を使うようになりました。対面で話しかけやすいからでした。

また、鳥やちょうちょなど自然の生き物は見つけてもあっという間にいなくなりますが、その点、抱っこひもはタイムリーで教えることができました。

「ちょうちょだよ。ひらひらとんでるね」

「ブーブー、すごくはやいね!」

「バスがとまってるね。バスはおおきいね!」

「きいろのおはながさいてるよ~。タンポポっていうんだよ」

「まっくろのワンワンがきたよ。かわいいね。〇〇(愛犬)よりおおきいね」

 

息子も見たいものは、指差したり、体をばたつかせるので、そのたびに立ち止りながらのろのろと歩きました。

床屋の赤、青、白のくるくる回る看板の前でずっと立ち止まり、なかなか歩かせてくれないこともありましたが、散歩の時はとことん付き合う覚悟で出かけました。

 

また、駅へ電車をよく見に行きました。普通列車しか止まらない駅で、何本も見送って、1時間後に乗り、反対車線から乗って帰ってきたりしました。

「こっちからでんしゃがくるよ!」

「がたんごとん、きこえるね」

「でんしゃ、はやいね!」

「でんしゃ、いっちゃったよ~。バイバイ~」

 

右から左へ、左から右へと何本も通り過ぎていく電車を、最初は視線で追いかけるだけでしたが、そのうち走り去る電車にバイバイと手を振るようになりました。

そして、しばらくすると、今度はカンカン、カンカンという踏切の音に反応して、体を揺らすようになりました。

「そうだよ~。でんしゃがくるね。」

聞こえている!と思った瞬間でした。

 

動画と写真でおはなしする


家では、お出かけ先で撮った動画や写真を一緒に見て、おはなししました。

電車の動画を再生すると、走り去る電車にバイバイ~と手を振ったりしていました。(まだ言葉はありません)

また、体験から広げられるように、鉄道博物館へ行ったり、電車の本や模型でよく遊びました。

何度も振り返るうちに、スマホを持って”見せて”とアピールしてくるようになりました。

絵日記を始める前は、わが家は動画や写真が大活躍でした。

 

 

補聴器を装用しても音の反応が全くなかった息子。人工内耳手術をし音入れした日が「お耳の誕生日」となりました。お耳の成長記録として、息子の様子や、私が感じたことを残しています。私の主観も大いに入っています。

人工内耳を装用して5週間目の気づき


  • 身振りなし音声だけでアクションがあった言葉

    かぶと、ちょうちょ、ぶーぶー、じてんしゃ、バス、おはな

  • 生活音(家の中)の反応は変化なし。
  • 発語は何もなし。発声も変化なし。
  • 外でもよく声を出すようになった。
  • 音入れが一か月でしたが、親子で風邪をひいたこともあり、中だるみでした。健康第一を実感。