難聴赤ちゃんの子育て
言葉育ては家庭にあり
インテグレーション

【インテ】授業参観と自分発見(小2)

人工内耳手術時のことを話す


 

2年生最後の授業参観がありました。

内容は「自分発見」の生活発表でした。

内容

①小さい頃の自分(家族からのインタビューまとめ)

②2年生になってできるようになったこと(披露)

③これからの目標

 

自宅でインタビューされた時に、アルバムを見ながら小さい頃の話をいろいろとしました。

特に、『人工内耳手術アルバム』を見て、手術前のこと、手術直後の話、入院中のことなどは、私が覚えている限りの話をしました。

 

  • 手術がうまくいって嬉しかったこと
  • 手術した直後はぐったり寝ていて心配したこと
  • その日の夜、目が覚めて私が叩き起こされたこと
  • いつも通りの様子にホッとしたこと
  • そのままベッドの上でシールブックで遊んだこと
  • お見舞いに来てくれた祖父母のこと
  • 入院中のエピソード

などなど

初めて見る写真の数々に、これはどんなところ?と息子からいろいろと聞かれました。

一緒に振り返ることを想定してこのアルバムを作っていたので、どれも思い入れのある写真ばかりです。ひとつひとつ説明しました。

 

その中に、手術の翌日に家族3人で撮ってもらった写真があるのですが、

私を指して、「これだれ?」と聞く息子。

「もちろん、お母さんだよ”(-“”-)”」

 

でも確かに、退院してしばらくしてから撮った写真と比べると、その写真だけ10歳以上老けて見えました。

心労が顔に出るタイプのようです。。。

 

授業参観


 

話は戻りますが、1人ずつ発表がありました。

発表者はダイナマイク(ロジャーパスアラウンドマイクの先代機)を使ってくれていました。発表が終わると、また次の生徒へと渡してくれていました。

息子いわく、久しぶりに授業でマイクを使ったそうです。

私が見に行くので、先生も使わないといけないと思ったのかしら(笑)

 

ダイナマイク(以下、マイク)はクラスに常備しています。

1年生の時は毎時間の授業で使っていました。先生の理解と協力の賜物だと思います。

使い方は、挙手で当てられた生徒さんまで座ったままリレーでマイクを回していました。みんな扱い慣れているようで手際よく感じました。そして、発言が終わると自分の机の上のマイクを置き、次の発表者までそのままの状態でした。

そして、2年生に。

1学期の頃は同様にマイクを使っていたようですが、2学期からは使わなくなったようです。当初は先生が忘れていたのもあったと思いますが、息子もマイクの存在すら忘れていたようでした(-_-;)

確認すると、

息子
息子
そういえば最近使っていないけれど気づかなかった

みんな声が大きいから聞こえているからこのまま要らないと思う

 

私も授業参観で1年生の時よりも生徒さんの声が大きくなったとは感じていましたが、マイクが要らないかどうかはそれだけでは分かりません。

かといって、本人が要らないというものを無理やり学校で使ってもらうのも変な話で、、、

マイクの使い方については現在様子見をしているとこです。

 

先生には必要に応じて使ってもらうようにお願いしました。

それで今回は発表形式の授業(参観)だったので、マイクを使ってくださったのかなと思いました。

息子もよく聞こえたよと話していたので、授業内容によってはマイクは有効なのかもしれません。

翌日の連絡ノートには、マイクを使ってくれたお礼と息子の感想を記しておきました(^^♪

 

授業の補聴システムとして学童期の難聴児に必要な機器は、やはり一律に述べることはできません。

多くの難聴児さんが利用しているロジャータッチスクリーンマイク(またはロジャーインスパイロ、人工内耳がコクレアだとミニマイクの人もいるのかな)とは異なり、発言用のマイクの使用は限定的な印象です。

個々の聴力によって違ってくるのはもちろんですが、教室の間取り(オープンスペースかどうか)、席の配慮の有無、担任の先生の授業の進め方、クラスの雰囲気(私語、落ち着き度合い)などを考慮して、マイクを使用するかどうか検討する必要があるのかなと思います。

なので、また学年が変わったら、息子と相談してマイクが必要かどうか話し合ってみないといけないなと考えています。

 

さて、2年生になってから連絡ノートを書くのは3回目。

1年生の頃はもっと頻繁に書いていたので、心配性な私もだいぶ見守れるようになったのかなと、連絡ノートの頻度からも分かります(*‘∀‘)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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nanchou-akachan
難聴児の母親です。