先日、学校で音楽の歌のテストがありました。
一人ずつ教室で歌ったそうです。
その間、他の生徒は自習となり、テストの生徒の歌を鑑賞するスタイルではなかったそうです。しかし、別室ではないためテスト中の生徒の歌は聞こえていたかと思われます。
人工内耳の息子、歌うことは好きですが、音痴です。
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どんな感じだったのか気になっていましたが、息子からは「歌のテストやったよ」という報告しかありません。ただ、嫌な思いをしたという雰囲気は感じませんでした。
先週、学校行事でたまたま先生と立ち話する時間があり、思い切って歌のテストの時のことを聞いてみました。
人工内耳では聞こえる人と同じようには聞こえていなくて、特に音程を取ることが難しいんですが、他の生徒さんの反応はテストの時どうでしたか?今後歌のテストは別室でするなど、対応していただけませんか?など
先生の回答はこうでした。
「歌っている時、周りの反応は他の子のテストの時と変わらない様子でした。笑ったりする子はいませんでした。同じように聞こえないのは知っています。テストを別室でするのもひとつだと考えていますが、できれば頑張って歌うことを応援できるようなクラスを目指しています」と。
学年が上がると周りの子のことも見えてくると思います。みんなで聴くスタイルはできればやめてほしいです。
音痴の子が歌う姿を応援するなんてね。どんなすばらしいクラス運営をしていても授業上だけのことだと思います。そんないい子ばかりではありません。授業が終わればネタにされることもあるでしょう。
私も歌のテストは嫌でした。みんなの前で歌うのは恥ずかしかったです。でも、本気で歌う子の方が少数です。歌は下手でしたが、息子の音痴レベルとは違います。音を外さずに歌おうとだけしていました。
覚えているのは、高校の時の音楽で『オーソレミオ』の歌のテスト。ある男子生徒が、一風変わった歌い方をしたのです。その時、クラスに失笑がおきました。笑われた生徒の悲しそうな顔が思い出されます。
歌のテストには今後悩まされそうです。
今後毎年担任の先生に別室テストを要望した方がいいかなと思っています。
今日も気持ちよさそうにアニメの歌を歌っていた息子。
自分の音痴さを知っても、歌を歌ってほしい・・・
ピアニカは吹けます