今日はボーリングに行きました。
息子にとっては2回目です。1回目が4年以上前。
その時何に驚いたかっていうと、うるさい!
そして、そのうるささで息子は聞こえず、会話はかなり厳しい感じでした。
騒音下、これはもうお手上げだなって当時思いました。
足が遠のいていたのはこのせいです。
久しぶりのボーリング場、やはりうるさい!
しかし、息子は「うるさいね」というひと言だけ。
騒がしいところは好きではないようですが、遊びたい方が勝っていたようでした(笑)
私が店員さんと話をするとき、声を大きくして、顔を少し近づけないと店員さんの声は聞こえませんでした。
逆に、私の声が聞こえなかった時もありました。
風邪をひいていたので私がマスクをしていたせいもあるかもしれません。
息子とは、どうやって会話したかというと。
同じです。
店員さんよりはもう少し顔を近づけたり、耳元に近いところで話すようにはしましたが、前回の時のように会話ができないということはありませんでした。
また、マスクも外さずに会話ができました。
前回より確実に騒音下の聴こえが向上しているのを実感しました。
これも両耳装用の効果かもしれません。
聴力検査上の変化は特にありませんが、年々日常生活ではよく聞こえるようになってきたのを感じます。
両耳装用によって
- 騒がしい場所でも会話が聞き取りやすくなる
- 音の方向感や距離感が向上する
- 片耳装用よりも疲れにくくなる
と、いわれています。
息子は人工内耳を両耳装用してからもう少しで5年。
一側目と二側目との間が2年空いていますが、まだまだお耳、成長中!ということかもしれません(*‘∀‘)
騒音下の聴き取りを良くする試みとして、日常生活の中で心がけていたこととしては、これだけです。
騒音下でも会話をあきらめない
例えば
⇒地下鉄の中など騒がしいところでも会話する、絵本を読む、車内広告について話をする
⇒車内アナウンスが流れた後、次は何駅だって?とたまに尋ねてみる
⇒ロジャーを多用しない
やはり、一番の訓練は、園生活と小学校生活が実地訓練になったのだろうと想像しています。
あまり好ましい状況ではありませんがね( ;∀;)
また、訓練しても人工内耳や補聴器の聴こえには限界があります。
どんなに頑張っても聞こえないものは聞こえない。そういうこともあると思います。あきらめも必要かと。
しかしながら、ある程度騒がしくても不快に思わないことだったりするのは、社会にでてからは必要かなと思っています。
そのことからも、騒音下の経験はしておいた方が良いように感じています。
※ただし、生活言語習得期のお子さんは、あまり騒がしい環境で過ごすのはよろしくないですね。特に、補聴(人工内耳や補聴器装用)して間もないお子さんは騒音下で長時間過ごすのは避けた方が良いと思います。
両耳装用の効果の一つである音の方向感については、こちらもどうぞ>>>「音のする方向」
ソフトなBGMから騒音慣れを