息子が年少の頃の話です
クリスマス発表会で合唱と合奏がありました。
合唱は歌詞カードをいただいていたのでうちで練習していましたが、合奏は楽譜などもいただいておらず、カスタネット担当だったのでうちでは何も練習しませんでした。
「合奏はカスタネットの演奏だけで歌わないの?」って聞いたら、
「歌うよ」と。
でも、
「ピアノとか他の楽器がうるさくて歌詞が聞こえないからほとんど歌えないの」
と、一週間前になって聞きました( ノД`)
はじめて歌詞を書く
ひと月以上練習していたんだからもっと早く言ってよ!
急遽、ネットで歌詞を調べて紙に書いて一緒に練習しました。
歌詞を書き出すのはこの時がはじめてでした。
その頃、ひらがな読みがようやくハイハイからよちよちに成長し、ずっと聞いて覚えるばかりでしたが、読んで覚えることもできるようになり成長を感じました。
4日経つころには、だいぶ歌えるようになりました。
『今日は大きな声で歌っていましたよ』と先生からの連絡ノートにも書いてありました。
今まで歌っていなかったのは、歌詞が分からなかったからです、家で練習したんです!
なんて今さら言えませんでした。まさかひと月以上練習してきて歌詞が聞こえなかったなんて聞いたら先生もびっくりだろう。
ところが、これには後日談があり、
なんと、
合奏は歌なしでした。。。
ど、どういうこと⁈
後で息子に聞いたら、
「歌える子は歌ってもいいんだよ」と言われていたそうです。
だから歌いたかったんだけど、楽器の音で声が聞こえなくて歌詞が分からなかった、ということらしいです。
歌える子は歌ってもいい。練習で!
大切な部分、すっ飛ばさないで~~
歌詞を書いたりといい経験になりましたが、言語的にはまだまだ説明力が足りないなと感じた4歳の出来事でした。
これ以降、保育園時代は歌詞を紙に書いてうちで練習してきました。
小学校に入学し運動会でも校歌と応援歌の歌詞を模造紙に書き出してひと月リビングに張り出しました。
しかし、息子はもうほとんど見ていませんでした。
結局何も対策せずに本番を迎えましたが、学校の練習だけで歌って踊れていました。
もう模造紙に書いて壁に貼るのも卒業かな。
歌詞を確認したいなら自分で歌詞カード読めばいいよね。
ということで、わが家の「歌詞を書く」はこれが最後となりました。
歌詞を書いて自宅の壁に貼る
難聴児のいる家庭ならではですね。
友達が遊びに来ると恥ずかしいのでわが家ははがしていました(笑)